★上海50日目★

◆上海50日目◆

寮の近くにある肉まんにハマってます。
1個0.7元(約10円)!

◆ひと春の恋◆

今日は特に何もないので楽しい恋愛話(?)をしましょう。笑
私は高校1年生の時に修学旅行みたいな感じでイギリスに1ヶ月行ったんです。
4月くらいに行ったので「ひと春の恋」です。
「ひと春の恋」のお相手は学校の食堂のコックさんです。
His name is Simon!!
日本語が全然話せません。
舌にピアス空いてます。
サイモンと私は、とっても仲良しでした。

◆出会い◆

私とサイモンの出会いは実は英国に来た当日でした。
機内食を完食していたせいで、ものすごい吐き気をもよおしている私に学校側が夕食を準備してくれていました。
そこの食堂は、いろいろなものがダァーっと並んでいて
「あれが欲しい、これが欲しい」
と自分の好きなものをセレクトしていく仕組みになっていました。
その時に話しかけられたんです。
わざわざ吐き気をもよおしている私に話しかけるサイモン・・・。怨
サイモン「〜〜〜〜フライ?」
え?フライ?いや、こんな気持ち悪いの油で揚げたものなんでいらないよ・・・。
私『いらない・・・』
サイモン「違うよ、飛行機はどうだった?」
あ、fryじゃなくてflyか!
私『全然ダメ!!』
サイモンは笑っていたそうです。
嫌な奴ですね。笑

◆クッキング◆

でもサイモンと仲良くなったのは、それから1週間後くらいです。
希望者だけにお菓子作りを教えてくれるということで、私はその行事に参加しました。
コックさんは計4人。
コックさん1人につき5人くらいの生徒がつきます。
そして、私の担当さんがサイモン!
サイモンは思いっきり20代なのに、いたずらばかり!
サイモンがくだらないいたずらばかりをするのを見て、他の班のコックさんが私達の班に乱入してきました。笑
コックさん「女の子がいっぱいで浮かれてるだけだよね〜、サイモン。」
私たち「そうなの?笑」
サイモン「気にしなくていいよ、あいつは子供だから。なぁ、そうだろ?」
コックさん「ははっ、そういうおまえは女々しいじゃないか!」
私たち「えぇ!そうなの?笑」
サイモン「違うさ。あんなガキのいうこと気にしてちゃいけないよ。」
私たち「まぁ、大きな子供だこと!」
このオチが分かってもらえますかね?
英語圏にいると英語圏の笑いのオチが分かってきますよ!

◆優しいサイモン◆

仲良くなった後、サイモンは私に好き勝手にいたずらするようになりました。
私の大好きなポテトやコーンを勝手に山盛りにお皿に盛ったりするんです。
でも大嫌いな辛いものを盛ったりしないのが優しいところ。
私はサイモンとの勝負に勝つため山になったポテトやコーンを残さず食べていました。笑
そして、廊下などですれ違う時に絶対にコンタクトをとってくれます。
眉毛を上げたり、手を振ったり、はたまた後ろからいきなり肩を叩いてみたり。
一番嬉しかったのは、授業中にトイレに入っていくサイモンを発見した時です。
一度もこっちを見ていないのに、トイレに入った後、ちょこっと顔を出して手を振ってくれたんです。
高校1年生の女の子は、こんな単純なことでメロメロです。笑

◆でもひと春の恋◆

メール交換やチャットなどは2ヶ月くらい続きました。
でも、もう何もありません。
以上、私の「ひと春の恋」でした。笑