★上海59日目★

◆上海59日目◆

気づいたら数時間お昼寝していました。
夕食の待ち合わせ時間に電話でミキちゃんに起こしてもらいました。

◆語学にハマった理由・2◆

前回、私が小・中学生の時にかなり古い時代にハマっていたという話を書きました。
今日はその続きを語ります。

◆知らない世界◆

私は小学生になった頃から「障害者」や「戦争」の話をよく読んでいました。
体や精神に障害を持っている人の考え方や人生は私の知らない世界だったからです。
戦争のない時代に生まれた私は戦争を経験した人の考え方や人生を体験できないからです。
本は、無知な私に色々な物の考え方を教えてくれました。
最近思うんですけど、私って結構自分に自信がない人間なんですね。
でも「障害者」や「戦争」の話を読むと、もっとできるんじゃないかと思えるんです。
一番衝撃をうけたのは小学校1年生の時に読んだ『ヘレン・ケラー』です。
彼女は目も見えない耳も聞こえない・・・。
そんな中で当時かなり難関で、女の人なんて滅多に行くことのできない大学へ行き、世界を回り、世界中のたくさんの人に勇気と感動を与えてくれた人です。
そこで思うわけです。
目が見える私は、もっと色々できることがあるはずなんです。
耳が聞こえる私は、もっともっと色々できることがあるはずなんです。
でも、もっともっと頑張ろうと思っても頑張る術を知らないんです。
だから、もっともっと色々なことを学びたいと思いました。

◆宗教◆

そんな時です。
興味のあった歴史とよく読んでいた戦争の本の情報が交差しました。
『宗教』です。
宗教は数え切れないほどの種類があり、たくさんの人が宗教と関与して生活しています。
そしてどの宗教も、その宗教を信じる人の為にあるものです。
宗教を否定するつもりは全くありませんが、私は神様を信じていません。
ですから『宗教』の世界も私にとっては未知の世界なわけです。
と、いうことで今度は『宗教』について色々調べていきました。
しかし、この『宗教』は厄介で調べれば調べるほどに複雑になるんですね。汗
結果、納得のいくまで調べることはできなかったのですが宗教の作られていった経過に一番興味を持っていました。
感じたのは、どの宗教も私にとってのヘレン・ケラーのようなものだということ。
その人がその人なりに前向きに人生を歩んでいけるように何かを信じるんです。
信じるものは神様だったり仏様だったり、はたまた教えであったり様々ですが、その人がその宗教を信じているから、その宗教が存在しているんです。
その宗教があるからこそ、その人の生きている毎日があるのなら、その人にとってその宗教はなくてはならないものなんです。
言葉で表しにくいんですが、私の言いたいことが少しでも伝わるでしょうか?
その過程で日本語に訳された聖書を読んだりしました。
そして思ったんです。
“原書”を読みたい。
ね、語学につながって来たでしょう?笑