★上海212日目★

◆暗記力について◆

どこに行っても何をするにも付いてくる『暗記能力』。
この能力が恐ろしいほど劣っている頭に小学生の頃から困り果てている私。
しかもコレ、なかなか他の人に理解されません。
学校、塾の先生はもちろん、友達にも理解されません。
初めは親にも理解されていなかったくらいです。
「100回言えば覚えられる」
そんなことも何回も言われました。
だけど長文になると300回言っても覚えられません。
小学校の頃に実験済みです。
今日は私の暗記能力がどんな風になっているのかを書いてみたいと思います。
こんな人間もいるんですよ、認めてください。
きっと私一人じゃないはずです。

◆暗記できること◆

たとえば「こんにちは」は英語で「Hello!」中国語で「你好!」。
こういうのは何度か繰り返せば覚えることができます。
挨拶に関わらず「車」は英語で「car」中国語で「汽车」というように単語なら覚えることができます。
ただし、ポイントは覚え方。
一般に語学を勉強している人と違って「車・・・car・・・」と言ったり書いたりして覚えるんじゃありません。
子供が言葉を覚えていく感覚です。
「これは何?」『車!』『car!』『汽车!』
というように、それをなんと呼ぶのかを漠然と覚えます。
なので日々使わない単語はサラサラと消えていきます。

◆暗記できないこと◆

ただし単語が集まって長い文章になると暗記ができなくなります。
例えば『あの人たち、さっきからずっとお喋りばっかりしているね』という文章があったとしたら
『あの人たち、ずっと話してばかりいますね』
あそこの人たち、さっきからお喋りばっかしてるね』
『あの人たち、さっきから延々とお喋りばっかりしてるよね』

というように同じような意味の文章が大量にあるわけです。
意味は暗記できても、その意味のどの言葉を使っていたかが覚えられないんですよ。
そしてその文章が長く複雑になればなるほど、どの言葉を使っていたかを覚えなくてはいけなくなって最終的にはパンクしてしまうわけです。

◆今日のテスト◆

今日学校でテキストの例文を穴埋め式にしたテストをしました。
周りの人にとってはそんなに難しくないもののようでしたが、私にはかなり難しかったです。
最後までテキストにかじりつき、テストに挑んだものの結果はボロボロ。
特に他の言葉を入れても平気な場所には、しっかり別の言葉が入っていました。
ですが、授業が終わってから老师がやってきて「これもこれも意味や文法的には合ってるわ」と慰めてくれました。笑